毎日使っている通勤・通学リュック。ホコリやゴミ、汗などで汚れていることに薄々気付いている人も多いかもしれません。
ニオイや汚れが気になっても、「洗い方が分からない」「そもそも洗えるのか」と悩んでしまいます。
企業が解説する『リュックの洗い方』を参考にしてみましょう。
ヘビーユーズしているリュックは想像以上に汚れています。夏は背中やショルダー部分に汗が付きやすく、放っておくとニオイや劣化の原因に。暑い季節以外でも汗はかきますし、ホコリや排気ガスなどの汚れも付いてしまいます。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
宅配クリーニンクのcoco-ara(ココアラ)(@coco_ara_cleaning)がシェアした投稿
「そもそも自分で洗っていいの?」と思う人もいるかもしれませんが、宅配クリーニング企業・coco-ara(ココアラ)(coco_ara_cleaning)Instagramによると、素材によってはOKとのこと。詳しい手順も解説しているため、参考にしてみましょう。
まず、洗濯表示を確認します。『洗濯機使用可』『手洗い可』の表示があれば、自宅で洗濯可能です。
洗濯表示がなければ素材で判断しましょう。
・洗える素材…ポリエステル、ナイロン、綿
・洗えない素材…革、合皮
・手洗い推奨の素材…シールプリントがあるもの、濃い色の綿や麻、撥水・防水加工がされているもの
洗濯方法を確認したら、まずは『洗濯の前準備』をしましょう。
洗濯の前準備
1.色落ちするかどうか確認
2.ひどい汚れはブラシで払っておく
3.アクセサリー、紐、クッション材などは外す
4.ポケットの中身はすべて出す
ここまで終われば、早速洗濯スタートです。
まずは、洗濯機で洗う場合から見ていきましょう。
1.使う洗剤は『おしゃれ着洗い』
2.裏返して洗濯ネットに入れて洗濯する
3.脱水は短め、または脱水しない
リュックにはファスナーや装飾などの金属部分があるものが多いです。変色を防ぐため、中性のおしゃれ着用洗剤を使いましょう。
また、型崩れを防ぐため、脱水の工程を極力短くするのもポイントです。
実際にやってみると手軽に思う人が多いのではないでしょうか。洗濯機で洗うならぜひ参考にしてみてください。
色落ちや型崩れが気になるものは手洗いがおすすめです。手洗いの場合も、洗濯の前準備を終わらせてから進めていきましょう。
1.ぬるま湯におしゃれ着洗剤を溶かしておく
2.押し洗いを数回する
3.タオルで水気を切る
最後は乾かせば洗濯完了です。
リュックの中に新聞紙を丸めて詰め、風通しのよい日陰で平らにして干しましょう。しっかり乾いた後に撥水・防水スプレーをふきかけて完了です。
洗い上がったリュックを背負ったら、手間をかけたぶん、いつもより気分が上がるのではないでしょうか。頻繁に洗う必要はありませんが、汚れが気になった時には自宅で気軽に洗いましょう。
[文・構成/grape編集部]