スポーツをする人なら誰しも、運動中に思わぬアクシデントに見舞われた経験があるのではないでしょうか。
この記事でご紹介するのは、スキーを楽しむ男性の身に起きた悲劇の瞬間をとらえた1枚です。
大きく体勢を崩して空中に投げ出された男性と、粉雪を舞い上げながら吹き飛ぶスキー板。
プロスキーヤーとして活躍する河野祥伍(@himetubaki0000)さんが、知人数名と連れ立って雪山を訪れた際に偶然収められた写真です。
ジャンプ台で踏み切りに失敗したのか、河野さんの知人は地上数mの高さを滑空。
どう考えても無事では済まない飛び方をしていますが、幸いなことに命に別状はなかったそうです。
河野さんは当時の様子を振り返り、周りにいた人全員が「死んだと思った」と回想しています。
しかし誰よりも死を覚悟したのは、きっと空中に放り出された本人でしょう。
この写真をXに投稿すると、約5万人が釘付けに。驚きの声や無事を安堵する声など、さまざまなコメントが寄せられました。
・どうやって着地したの?
・この瞬間を撮影できたのがすごい!
・生きてて本当によかった…。
ちなみに、河野さんがXに投稿している写真を見ると、甲冑を着て滑走する姿など、雪山に似つかわしくないユニークな写真がズラリ。
低迷するスキー人気の起爆剤となるべく、遊びの要素を取り入れたスキーの楽しみ方をライフワークとして発信しているといいます。
今回は、思わぬ角度で注目を浴びた河野さん。とはいえ足繁く雪山に通ったからこそ撮影できた、決定的瞬間かもしれません。
[文・構成/grape編集部]