R&Gは、「仕事が続かない理由に関する意識調査」結果を9月19日に発表した。同調査は2024年7月12日~29日の期間、仕事がなかなか続かない475人を対象にインターネットを用いて行われた。
仕事が続かない理由を尋ねたところ、1位は「人間関係でつまずく」(263人)で、半数以上から票を集めた。以降、2位「仕事に飽きる・他のことがしたくなる」(74人)、3位「仕事内容が合っていない」(65人)、4位「ストレスにうまく対処できない」(45人)が続いた。
「人間関係でつまずく」について、「職場に自分の居場所を見いだせない。上司や同僚とのコミュニケーションの取り方がわからない。仕事内容がわからないのに、コミュニケーションを取れる人がいない」「人に話しかけるのが苦手なので、人間関係を築けない」「職場の人間関係がストレスになって、職場に行きたくなくなってしまう」というコメントが寄せられた。
転職や退職の頻度を聞いたところ、最多は「3年に1回」(24.2%)、次に「1年に1回超」(22.5%)と続いた。
また、仕事が続かないことを相談する相手を聞いたところ、1位は「誰にも相談していない」(192人)だった。自分ひとりで解決しようとする人が多い一方で、「仕事が続かないことに問題を感じていないので、誰にも相談しない」という意見も複数寄せられている。そもそも「仕事が続かないことを解決したい」と考えていない人もいるとわかった。
相談する場合の相手としては、2位「家族・配偶者」(170人)、3位「友人・恋人」(116人)など、身近な人が多くなっている。以下、4位「転職エージェント」(26人)、5位「上司・同僚」(15人)、6位「医師」(13人)、7位「ハローワーク」(10人)と続いた。
仕事がなかなか続かない人が改善したいことの1位は「対人スキルの低さ」(149 人)だった。2位「ストレスマネジメント能力の低さ」(85人)、3位「仕事のスキル」(77人)、4位「自己分析・仕事選びの方法」(66人)、5位「継続力」と続いた。