「春が来た!」上越市・高田城址公園 29日から『観桜会』 “制限なし”でにぎわいに期待【新潟】

新潟県内、各地に桜の便りが届く中、上越市では3月29日、春の風物詩『観桜会』が始まります。一部のイベントは28日から行われていて、会場はすでに多くの花見客でにぎわっています。

【桶屋美圭アナウンサー】
「3日前に桜の開花が発表された上越市の高田城址公園です。太陽に照らされて、桜の花びらが風に揺れています」

今年は、過去最も早い3月25日に桜の開花が発表された高田城址公園。

日差しが降り注ぎ、お花見日和となった28日、園内を散歩する人や桜を写真に収めようと、シャッターを切る人の姿が見られました。

【訪れた人】
「思っていたよりも早く咲いてびっくりした。春が来たな、1年が始まるんだなと思う」

【訪れた人】
「毎年来てもやっぱりいい」

【訪れた人(東京から)】
「東京がずっと雨だったので、帰ったら散っているんじゃないかと。ここでお花見をしていこうと思って」

多くの花見客が訪れる中、園内で進められていたのが観桜会の準備です。

観桜会は29日に始まりますが、桜の開花が早まったことから、夜桜のライトアップなど一部のイベントを1日前倒して、28日夜から始まっています。

露店も一部営業を始めていて、団子を食べながら花見を楽しむ人も見られました。

一方、ここ数年、新型コロナ禍で様々な制限があった観桜会ですが…

【桶屋美圭アナウンサー】
「今年大きく変わるのが飲酒です。去年は限られたスペースでのみ可能でしたが、今年は解禁されたため、桜の下で食べ物と一緒に楽しむことができます」

【出店者】
「今年はサーバーまで使って。今年は気合いを入れて、サーバーを3つ用意した」

Q.用意する量も増えた?
「増えた。倍くらいは増やしている。お花ばっかり咲いていてもダメだから、花より団子で、両方揃ってお花見できるといい」

また、去年は「短時間」「4人以下」などの条件付きだった飲食も制限がなくなり、新型コロナ禍前のにぎわいが戻ってくることが期待されます。

【子ども】
Q.桜の下で食べるたこ焼きは?
「おいしい!」

早くも、花見客の笑顔が満開となっていた高田城址公園。

【上越観光コンベンション協会 福嶋大さん】
「今年はアフターコロナということで、食事の制限もない。ぜひ多くの方に来ていただいて、桜と飲食を楽しんでもらいたい」

桜の満開は3月31日の予想で、観桜会は29日から4月12日まで開かれます。