小学3年生がお手柄です!自宅で転倒し動けなくなっていた女性を小学生らしからぬ落ち着いた対応で救助につなげた児童2人に消防から感謝状が贈られました。
阿賀野市消防本部から感謝状が贈られたのは、京ヶ瀬小学校3年の青柳真琥(あおやぎ・まこ)くんと能勢山春来(のせやま・はるく)くんの2人です。
【阿賀野市消防本部 吉川雅史 消防長】
「小学校3年生で、これだけのことをしてくれたのは非常に心強い」
消防が絶賛するのは、2人の冷静な対応です。
今年6月、友人の自宅を訪れた際、助けを呼ぶ声に気づいた2人。中に入ると、台所で倒れている73歳の女性が…
昼食を作っているときに転倒し、左手首を骨折、もともと足が不自由だったこともあり、動けない状態になっていたといいます。
大人でも慌ててしまう状況にも関わらず…
【能勢山春来くん】
「一緒に電話をしても意味がない。2人で分担して助け合った」
真琥くんは家にあった固定電話で119番通報。春来くんは近所の人に助けを求めたと言います。当時、助けを求められた女性は…
【助けを求められた女性】
「『隣のおばあちゃんが困っています』と言われて、私も靴を履いて玄関のほうに見に行った。通報したか聞いたら、『しました』と言ったから、えらいねと」
周りの大人も驚く冷静な対応が感謝状の贈呈につながりました。
【青柳真琥くん】
「次もこういうことがあったら助けたい」
【能勢山春来くん】
「これから困っている人がいたら助けたい」