競泳・池江璃花子選手「本日完全寛解を迎えました」 ネット上では祝福の声

2024年9月25日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、自身のInstagramで『完全寛解(かんかい)』を迎えたことを報告しました。
完全寛解とは、白血病による症状や検査で異常が見られなくなり、正常な機能が回復した状態を指します。
2019年2月に、白血病と診断されたことを明かした池江選手。同年、白血病治療のために、造血幹細胞移植を受けたそうです。
競泳の池江璃花子が『白血病』を告白 「いまだに信じられず混乱している状況です」
入院中の写真と思われる1枚を添えて、移植後の5年間を振り返り、今後の競技生活への意気込みについて投稿しました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
Rikako Ikee(@ikee.rikako)がシェアした投稿
退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると病気であったことを忘れる事も多かったです。
今でもとても長い5年間だったなと感じています。そしてそんな5年間の中で2回のオリンピックを経験できたことは非常に嬉しく思います。
競技では、泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、虚しさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います。
ikee.rikako ーより引用
投稿では、最後に「家族、先生、看護師さん、どんな時でもそばにいてくれた仲間たち、そしていつも応援してくださるみな様、改めて本当にありがとうございます」と感謝をつづっています。
池江選手の嬉しい報告には、多くのコメントが寄せられました。
・寛解おめでとうございます!池江さんのこと、これからも応援しています。
・私も同じ病を患っているので、池江さんの活躍は、勇気と希望です。
・よかったです。お身体に気を付けて頑張ってください!
ポジティブな性格の持ち主でありながら、闘病中は「思っていた数千倍つらいけれど、負けたくない」と本音をSNSで漏らすこともあった、池江選手。
そんな日々を乗り越えることはできたのは、多くの人の声援があったからだといいます。
池江選手さんの、これからの活躍にも、心からのエールを送りたいですね!
[文・構成/grape編集部]