事実上の「次の総理」が決まる自民党総裁選。過去最多の9人が立候補し、終盤情勢では高市氏・小泉氏・石破氏の三つ巴の激戦に…。
石破茂氏が事実上“次の総理大臣”に 小泉進次郎氏は決選投票に…の画像はこちら >>
高市氏「天命を待つということでございます」小泉氏「勝たなきゃいけませんから、勝ちたいと思います」石破氏「やるべきことはすべてやったなと」
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「開票を始めて下さい」東海地方の県連では、27日朝から党員・党友票の開票が行われました。候補者が多いため、ミスがないように注意しながら、26日までに届いた投票用紙が仕分けされていきます。開票の結果、愛知県と三重県で高市氏がトップ。岐阜県は石破氏がトップで、小泉氏は三重県で4番手にとどまるなど、東海地方では他の2人に差を付けられる結果になりました。そして、午後1時から国会議員投票が行われました。三つ巴となった3候補は固い表情で会場に。
「国会議員票」は1人1票で368票。これに全国の党員・党友票を各候補者に比例配分した「地方票」368票のあわせて736票で争われます。その結果…
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国会議員票でトップだった小泉氏を地方票で大きく票を伸ばした高市氏、石破氏が上回り、高市氏、石破氏による決選投票に。
石破茂氏「1人1人が幸せを実感できる。安心と安全を実感できる。もう一度1人1人に笑顔が戻ってくる、そういう日本を必ず作ってまいります」高市早苗氏「いろんなものから命を守れる日本列島を一緒に作って次の世代に受け渡していこうじゃないですか」改めて決意を語った2人。決選投票では各県連に1票ずつ割り当てられる「地方票」は全部で47票。党員・党友票の結果、愛知と三重の1票はそれぞれ高市氏に岐阜の1票は石破氏に…。一方、「国会議員票」は368票のままで、比重が高まることから動向が注目されました。果たして石破氏の逆転はあるのか?
そして午後3時20分すぎ…「石破茂くんをもって当選者と決しました」石破氏が「国会議員票」、「地方票」ともに高市氏を上回り、史上最多9人で争われた総裁選を制しました。
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石破氏「この日本国をもう一度みなが笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために、石破茂全身全霊を尽くして参ります」
名古屋の街で聞くと…「お手並み拝見。物価高をどうしていくか経済対策を重視して」「良かった適任だと思う。税金を見直してほしい」「世界に日本の考えをはっきり発信してほしい」「異次元の少子化対策をどう進めていくか気になる」
名古屋駅前では石破新総裁誕生を知らせる号外も配られました。
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旧統一教会との関係、そして裏金問題など積み残しの課題はどうなるのか。新総裁の一挙手一投足に関心は高まります。