暖かい陽気が続いたことで魚沼市の破間川ダムでも春の風物詩・雪流れが例年よりも早く見頃を迎えています。
【記者リポート】
「魚沼市の破間川ダムに来ています、青空が反射して輝く水面には陸地のように大きな雪の塊が浮いています」
魚沼市の破間川ダムで、今見られるのは雪の塊が流氷のように漂う雪流れです。
雪流れは冬の間は一面雪原となっているダムに周辺の山から雪解け水が流れることでダムの水位が上がり、雪の塊が水面に浮かび上がる現象です。
例年4月上旬から2週間程度見られますが、今年は10日ほど早く見頃を迎えています。
白い雪と近くにかかる赤い橋とのコントラストなど、雪解けが進む時期にしか見られない景色を写真に収める人の姿が多く見られました。
【長岡市から来た男性】
「いいですね、やっぱり魚沼の絶景の一つのポイントなので」
【新潟市から来た男性】
「これだけ割れているのをみるのは久しぶりなので来て良かった。解け出すと、あっという間に解けちゃうので、長く持ってくれたら良いけど」
魚沼市観光協会によりますと、今年も雪の塊は大きく、時間の経過によって表情を変える雪の割れ目の変化も楽しんでほしいと言います。
【湯沢町から来た女性】
「毎年来ている。その都度、氷の割れ目が違うから楽しい。もうそこまで春が来ているっていう感じでいいですよね」
破間川ダムの雪流れは来週半ばまで楽しめるということです。