「マジックマッシュルーム」と呼ばれる、麻薬成分を含むキノコなどを販売目的で所持したとして、暴力団組長の男が逮捕されました。男は密売組織の指示役とみられています。
逮捕・送検されたのは、指定暴力団「稲川会」傘下組織の組長・出口大輔容疑者(42)です。
出口容疑者は2022年7月、群馬県内のアパートの一室で、麻薬成分を含むマジックマッシュルームおよそ900グラムや5.7キロほどの大麻草など、末端価格3800万円相当の違法薬物を販売目的で所持した疑いが持たれています。
警察は認否を明らかにしていません。
この事件ではこれまでに5人が逮捕されていて、出口容疑者は違法薬物の密売グループの指示役だったとみられています。
警察は、売り上げの一部が暴力団の資金源になっていたとみて調べています。