地域の「子ども会」に入っている? 3,000人のママたちにアンケート

日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」は情報発信メディア「ママスタセレクト」において、「子ども会」に関するアンケートを実施した。同アンケートは3月にインターネット上にて得られた総回答数3,134票を集計したもの。

「子ども会」は、子どもたちの自主的な体験活動を通じて地域の人々の生涯学習、地域づくりに貢献している自治組織。そんな「地域の子ども会に入会していますか? 」という質問をしたところ、「子ども会に入っている」のは約29%だった。「子ども会に入っていない」を選択したママは約27%、「子ども会自体がない」地域は約31%。そして、のこりの約14%は「その他」の結果となった。

「子ども会自体がない」と回答したママは「子どもの人数が減って廃止されたらしい」、「周りが親世代ばかりで子どもがあまりいない」と答えた。子ども会の主役はいうまでもなく子どもたち。子どもの減少によって廃止を余儀なくされる地域もあるようだ。

「子ども会に入っている」家庭からは、「町内の子どもたちと遊ぶ機会になるので、活用しています。子どもも楽しんで行っています」、「私も小学生のころ入っていたし、子どもにとっても近所の同年代の子と関われる唯一の集まりだと思うから」と、お子さん自身も楽しんでいる様子がうかがえた。
しかし、なかには「自動的に入会させられました。ほぼ強制です」、「子ども会と小学校が連携している。入る・入らないの選択肢はない」という声も。子ども会に入っている理由が「積極的に入っている」と「仕方なく入っている」の両極端に分かれているようだ。

一方で、「子ども会はあるけれど入っていない」と答えたママもいる。「会費に比べてメリットを感じない」「子どもが興味をもたなかったし、メリットを感じないので」との意見が寄せられた。
子ども会の活動は、季節にあわせたお楽しみイベントだけでなく、防災教育や自然観察といった学習活動、公園清掃や廃品回収などの社会的活動など多岐にわたる。土日や祝日に活動日が重なることも少なくない。
なお、「その他」を選んだ方のなかには「子ども会というものを初めて知りました!」、「子ども会? あるかどうかも分かりません」というように子ども会を知らない人も多数いる結果となった。