電話やメールしながら…危険な“スマホ自転車” 11月から厳罰化 名古屋の街で現状を調べてみた

名古屋市内でも見られた“危険な瞬間”。自転車の運転中にスマートフォンを触ったり通話をしたりする「ながら運転」。
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名古屋・栄の繁華街、朝の通勤・通学の時間帯で調査してみると。(記者)「男性が電話をしながら自転車で横断歩道を渡って行きました。蛇行運転になっています」
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これまで歩行中に危険な目にあったことがあるという人も…。(男性)「後ろから(自転車で)ぶつけられた、お尻を。危ないですね」記者が30代から40代と見られる自転車に乗った男性を直撃。(記者)「先ほど運転中にスマホを触っていた?」(男性)「ちょっと触っちゃいましたね。メールが入って見ちゃった」
11月1日から改正道路交通法が施行され、スマートフォンを使用しながら自転車で走行中に事故を起こすなどの危険を生じさせた場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。
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また、手で持った状態のスマホを注視するなどした場合についても、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金。先ほどの“ながらスマホ”の男性に、この厳罰化について伝えてみると…。(記者)「厳罰化となれば?」(男性)「触らないです」
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さらに11月1日からは自転車での酒気帯び運転については、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
厳罰化について、街の人に聞いてみると…。
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(街の人)「知らなかったです」「初めて知りました。(周りの友人で“ながらスマホ”の人は)結構いますね。スマホに集中してしまい、車にひかれそうになる場合もあるので危険だなと思う」「夜とか酔っぱらっているなという方も見受けられるので、罰則化には一定の効果があると思う」
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愛知県のことしの交通事故死者数は9月末時点で101人。東京に次いで全国ワースト2位です。このうち自転車の死者は22人に上っています。
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(愛知県警 交通総務課 平松裕敏 課長補佐)「スマホを操作したり、お酒を飲んで自転車を運転すると非常に危険ですので、皆さんも必ずしないようにお願いします」