アメリカに住むマギーさんは、コミュニティサイト『Craigslist』でブリーダーから純血種のシーズーの子犬を買ったつもりでいました。
彼女はそのメスのシーズーをアリスと名付けて、育て始めます。
ところがまもなく、マギーさんの予想以上に速いスピードでアリスの体が大きくなってきたのです。
不審に思った彼女は、アリスを売ったブリーダーに問い合わせることにします。
すると最初は「純血種のシーズー」だといっていたブリーダーの女性は、「シーズーが50%」と答えたとのこと。
さらに後日、マギーさんが連絡をすると、今度は「その犬の祖父がシーズーだった」といい出したそうです。
ついには、ブリーダーの女性はマギーさんの問い合わせに一切応じなくなりました。
そうしている間にも、アリスはどんどん成長し、一般的なシーズーよりも大きく成長。
彼女がアリスを飼い始めて2~3か月後には、ほぼシーズーには見えない姿になっていました。
そこでマギーさんはアリスのDNA検査をすることに。すると、驚きの結果が出ます。
なんと…アリスはシーズーの血が0%だったのです。
主にシェパードとチャウチャウで、ピットブルも少し入っている雑種犬でした。
2023年3月現在、アリスは体重が30㎏近くある立派な大型犬に成長。
「よだれをいっぱい垂らす」というアリスと、マギーさんとの楽しい生活は、6年目に入ったということです。
この動画には、彼女と同じような経験をした人たちから共感の声が相次いでいます。
・我が家のミニチュア・ゴールデンドゥードルは、最高でも体重が18㎏ほどのはずだったけど、今では健康な30㎏よ。
・私はティーカップ・マルチプードルを買ったら、今や体重が5kg以上ある。
・希望の犬種ではなくても、ちゃんと愛してくれてありがとう。
Maggie(@maggizine)がシェアした投稿
ペットショップでの犬や猫の販売を禁止している州も多いアメリカでは、犬を迎える場合、動物保護施設から引き取るか、ブリーダーから買うのが一般的です。
しかし残念ながら、犬種を偽って販売する人も少なくないといいます。
シーズーではなかったものの、アリスにたくさんの愛情を注いでいるマギーさん。
アリスが彼女の家族になったのは、運命だったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]