クマによる被害や目撃情報が相次ぐ中、新潟県は10月3日までとしていた「クマ出没警戒注意報」を11月30日まで延長すると発表しました。
今年度、すでに4件発生しているクマによる人身被害。県は8月に「クマ出没警戒注意報」を発表し、あわせて3日までの2か月間を「クマ出没警戒強化期間」として注意を呼びかけていました。
しかし、県が行った調査で、クマのエサとなるブナが今年も不作であること、また4月~8月のクマの出没・目撃件数が660件と過去最多であることなど理由に注意報の発表期間を11月30日まで延長することを決めました。
県はクマのエサとなる生ゴミなどを適切に処分すること、クマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避けることなど注意を呼びかけています。