高温対策でコシヒカリの“一等米比率”大幅回復!去年0.9%⇒今年84.6%に「やっぱり一等米はおいしい」

秋も深まる中、JAえちご中越は10月8日、今年産のコメについて、コシヒカリの一等米比率が8割を超えるなど、去年と比べて大幅に回復したことを報告しました。

8日、新潟県長岡市で開かれたJAえちご中越の報告会。

今年産のコメの一等米比率が報告され、10月4日現在でコシヒカリは84.6%、こしいぶきも91.1%と、いずれも去年に比べて80ポイント以上回復しました。

JAえちご中越では、猛暑によりコメの品質が低下した去年の経験を踏まえ、今年は高温対策としてリスクの分散を意識した作付け計画などを指導。

8日はコメの品質についてより理解を深めてもらおうと、コメの検査が実演されたほか、新米の食べ比べも行われました。

【参加者】
「やっぱり、一等米だとおいしいような気がする。去年より」

【JAえちご中越 経営管理委員会 吉田文彦 会長】
「平年通り最高の出来。おいしいコメができた。ぜひ、消費者の皆さんから、慌てずにお買い求めいただいて、おいしいコメをゆっくりと味わっていただきたい」

JAえちご中越では、今年約7万2000トンの主食米の出荷を見込んでいます。