昨今、ユーチューバーやインスタグラマーなど、動画配信者による非常識な行動が世間をにぎわせている。海外では、あり得ないような動画を配信する人がいるようだ。
イギリス・ロンドン市内のアパートの一室で、男性器などの人体の一部を切断し、その様子をストリーミング配信するなどした罪で起訴されていた男ら9人の裁判が始まった。海外ニュースサイト『Daily Mail』『The Guardian』などが3月22日までに報じた。
報道によると2022年2月、ロンドン市警察は、男性器など人体の一部を切断したとして、傷害の容疑で45歳の男Aほか6人を逮捕したと発表。警察の発表によると、去勢愛好家のAは「宦官メイカー」と称するウェブサイトを運営していたという。Aのほか、同じ性的嗜好を持つ6人が集まり、ペニスや陰嚢を切断し合ったそうだ。さらに、その様子を動画撮影し、有料会員向けにストリーミング配信。2016年1月から6年間で、動画配信による収入は3000万円を超えていたという。
>>28歳女、性行為を拒み激怒した彼氏の局部を切り落とす 行為中の動画をばら撒くと脅され反撃?<< 警察は、撮影現場とされるアパートの一室を突き止め、捜査を開始した。のちに逮捕者が2人追加され、最終的にAを含め9人(20代から60代の男)が逮捕・起訴される事態に。最近になって、Aらの裁判が始まった。 主犯とされるAは、車イスで裁判所に出廷。Aは片脚、ペニス、乳首を切断済みだ。捜査関係者によると、共犯者の35歳男BがAの陰茎を切断、47歳男CがAの乳首を切断、22歳男DがAの脚を切断になるまで凍らせたという。いずれも双方合意の上の出来事だ。 A自身も、共犯者5人(誰かは不明)の性器を切断しており、傷害罪や、違法動画のアップロード、人体の一部の売買など、複数の罪に問われている。初回は起訴内容の確認で終わった様子。次回からAらの罪状認否が行われる予定だ。今後の裁判で、事件の詳細が明らかになっていくとみられる。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「無料でもそんな動画見たくない」「3千万円も稼げるのか。そういう趣味の人はそれなりにいるな」「殺人鬼予備軍の集まり。野放しにしてはいけない」「快感と痛みは紙一重」「素人がタマを切断しても大丈夫なのだろうか」「実は死人が出ていそう」「9人全員が合意の上なら、単なる趣味の世界。逮捕は間違っていると思う」「人体切断などの動画は違法だ」「脚を切断したら生活困るのに」「私には理解できない嗜好だ」といった声が上がった。 人体の一部を切断する動画はあまりにも過激で、悪影響を与えかねない。性的嗜好は人それぞれだが、法に触れない範囲で楽しむようにしたいものである。 記事内の引用について Man who had his own penis, leg and nipple removed ran a 'eunuch-maker' website that livestreamed castrations to a paying audience, court hears(Daily Mail)より https://www.dailymail.co.uk/news/article-11893455/Eunuch-maker-carried-castrations-court-hears-livestreamed-penis-testicle-amputations.html ‘Eunuch maker’ appears in London court on GBH charges(The Guardian)より https://www.theguardian.com/uk-news/2023/mar/22/eunuch-maker-appears-london-court-gbh-charges-castration