五感いっぱいにオペラ『魔笛』の世界へ没入する特別ディナーが登場-メズム東京、新国立劇場と初コラボ

東京・竹芝のウォーターフロントに佇むモダンラグジュアリーなホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」が、新国立劇場との初コラボレーションから生まれた特別プランを発表しました。音楽に支えられた人生を送ってきたというメズム東京の総支配人・生沼久さんが、“長年抱いていた妄想が実現する夢のような時間”と語るほどに思い入れ深いこの企画。一体どのようなものなのでしょう?

“mesmerize=魅了する”が語源となったメズム東京が加盟する「オートグラフ コレクション ホテル」は、マリオット・インターナショナルが展開する世界各地の個性あふれる独立系ホテルのコレクション。唯一無二の存在感を放つ同ホテルの16階のレストラン「シェフズ・シアター」では、“シェフの劇場”の名前の通り、これまでも美術館とコラボしたアートや演劇をテーマにした数々のランチとディナーコースを提供してきました。

今回は、オペラやバレエ、ダンスに演劇といった現代舞台芸術のための日本唯一の国立劇場、新国立劇場との初コラボレーションとして、12月10日~15日に上演されるオペラ『魔笛』をテーマにしたスペシャルディナーが登場します。“ホテルは訪れる人にとって文化芸術をつなぐハブのような存在で、その架け橋となって心がより豊かになる世界を広げていきたい”というメズム東京の情熱に深く共感する形でこの企画が実現した、とプレス向けの発表会にメッセージを寄せた新国立劇場の常務理事の田栗浩さん。

オペラ『魔笛』は、モーツァルトが残した最後のオペラで、“ジングシュピール(歌芝居)”として作曲されたファンタジー。世界中で多くの子どもたちがこの『魔笛』でオペラ鑑賞デビューを飾っているそうで、「おいらは鳥刺し」「パ・パ・パ」といったユーモラスで親しみやすい曲、そして夜の女王によって歌われる超絶技巧のアリア「地獄の復讐はわが心に燃え」と、モーツァルト晩年の美しい曲が次々に繰り出される“音の宝石箱”ともいうべき歌劇です。「あ、これ聴いたことある!」と耳になじみのある曲が多いので、オペラに興味はあるけれどまだ観たことがない人を、その世界に誘う入り口としてふさわしい作品なのだとか。

シェフズ・シアターでは、そんなオペラ『魔笛』の世界観を、伝統的なフレンチをスタイリッシュにアレンジしたビストロノミースタイルで表現。アミューズ、オードブル、メインの魚料理、メインの肉料理、デセール、プティフールのフルコースが楽しめます。

「ホテルは食事や宿泊する場所というだけでなく、さまざまな人々が交差する場所です。豊かで上質になる生き方を共有できるような場を作りたい」という思いで、この企画に全力で取り組んだと自信を見せた総支配人の生沼さん。

ディナープログラムに加えて、オペラ『魔笛』の世界観を存分に楽しめるディナー&公演チケット付の宿泊プラン、コラボレーションルーム宿泊プランなどの宿泊プランも登場します。五感いっぱいでオペラ『魔笛』の世界へ没入する、忘れられない体験になりそうな贅沢な企画。興味のある方はぜひ公式サイトや公式SNSをチェックしてみて!

■information
新国立劇場×メズム東京 初コラボレーション企画
オペラ『魔笛』ディナープログラム
場所:メズム東京 16階レストラン「シェフズ・シアター」
予約:2024年10月7日~/オンラインまたは電話問い合わせ(03‐5777‐1112)
期間:11月1日~2025年1月10日(※12月21日~25日を除く)
料金:14,300円~