小西議員「サル」発言でメディアに法的措置示唆も首相秘書官の“オフレコ発言”を猛批判の過去

《衆院憲法審の毎週開催の「憲法を真剣に考えていないサルがやること、野蛮」などの発言ですが、オフレコで、特に「人にサルはいけないですね」と撤回していたものです》
3月29日、自身のTwitterでこう綴ったのは立憲民主党の小西洋之議員(51)。週1回の開催が定着している衆院憲法審査会について、「毎週開催はサルがやること」「蛮族の行為」などと言い放ったことについて釈明した。
30日には会見を行い、自身の「サル」発言について、「不快な思いをした方にはおわびしたい」と謝罪しつつも、「オフレコ(非公表の談話)の場と認識していた。オフレコでなければ、言わない話」と発言。さらに、撤回した発言を切り取って報じられたとした上で、「法的に問題のある表現行為があったのではないか。今、顧問弁護士と相談している」とも話していた。
オフレコ発言を報じられたことに対し不満を示した小西議員。しかし、かつて小西議員自身も、“オフレコ発言”を猛批判した過去がある。
「2月に総理秘書官を務めていた荒井勝喜氏が、性的マイノリティーをめぐり『見るのも嫌だ。隣に住んでいたらやっぱり嫌だ』とオフレコで発言したことが報じられ批判が殺到。その結果、すぐに更迭されました。このとき、小西議員は《こんな差別発言をする総理秘書官が官邸にいるのが信じられない》とTwitterで批判していました」(政治部記者)
政府関係者のオフレコ発言は猛批判するが、自身のオフレコ発言が報じられると、法的措置も匂わせて怒りを顕にする小西議員。SNS上ではそんな小西議員に対して、波紋が広がっている。

《小西議員、見た感じ「言ったけど報道した方が悪くね?訴えるわ」と言う感じなんだけどオフレコであってもデメリットがメリットを超えるようであればでリークされるし、2月にLGBT差別発言で秘書官がリークされたのも記憶に新しいでしょ。何でそれがわからないの。あなたが100悪いよ》《総理秘書官のオフレコ差別発言として、問題にしてませんでしたか?》《オフレコでって断った上での発言で秘書官を更迭された人っての、いなかったっけ 自分のことについてはとことん言い訳がましい男だ》
また、「発言後に撤回、修正の意思表示をしたが切り取られた」とも主張する小西議員。しかし、FNNが発言内容を精査したところ、発言を撤回するとは明確に述べてはいなかったとも報じられている。真相はいかにーー。