新潟2区・細田健一氏“無所属”で出馬へ 自民党“非公認”も県連が推薦 立憲・菊田氏は警戒感強める「厳しい選挙ほど引き締まる」

事実上の選挙戦がスタートし、立候補予定者の動きも活発になる中、自民党から非公認とされた新潟2区の前職・細田健一さんは10月10日、無所属での出馬を表明。自民党県連の推薦を得て選挙戦に臨む考えです。
【自民党・前職 細田健一 氏】「きょう朝、支援者に来ていただいて、無所属でも頑張るということを決意表明させていただいた。皆さんからご支援いただくということで…」10日、新潟2区から無所属で出馬する意向を表明したのは、自民党の前職・細田健一さんです。細田さんをめぐっては9日、党本部が細田さんを含む12人を非公認とする方針を示しました。衆議院の解散後、すぐに地元へと戻ってきた細田さん。【自民党・前職 細田健一 氏】「県連から普通に公認申請があがってということはお伺いしていて、普通にそのまま公認いただけると思っていたので、相当ビックリした。(今後については)完全に白紙」
そして、一夜明けた10日…【自民党・前職 細田健一 氏】「新潟県連に推薦をいただくお願いをしにお邪魔した」支援者などと相談して無所属での出馬を決め、県連に推薦を依頼しました。その後、2区の県議などが集まり、非公開で行われた会議では…【自民党・前職 細田健一 氏】「今後検討するということだったが、基本的には前向きに答えをいただけるということで理解している。色々な運動をしなければならないが、党の皆さんからバックアップいただけるというのが実際に運動を進めていく上でも大きな力になるのでありがたい」県連としても細田さんを推薦する方針を確認。午後に開かれた1区から5区までの支部長・事務局長会議でもその方針に異論はありませんでした。【自民党県連 佐藤信秋 会長】「我々は今までと同様に、しっかりと候補を、細田健一候補を支えていく」【自民党・前職 細田健一 氏】「厳しい戦いになると思うが、目の前のやるべきことに集中して、一歩一歩、歩んでいきたい」一方で、新潟2区で対決する予定の立憲民主党の前職・菊田真紀子さんは、警戒感を強めています。【立憲民主党・前職 菊田真紀子 氏】「政治家は厳しい選挙になればなるほど鍛えられるし、陣営も引き締まるので、私としても一寸の油断も、おごりも、緩みも許されない」新潟2区にはこのほか、日本維新の会の新人・井上基之さんも立候補を予定しています。