虐待された犬は、その時の恐怖からなかなか人に心を開けないことがあります。
アンナさんが家族に迎えた保護犬のユキも、過去に虐待された経験がありました。
ユキはアンナさんの家族になってからも、しばらく彼女に体を触らせてくれなかったそうです。
そんなユキが、アンナさんから初めてなでられた瞬間がこちらです。
アンナさんに優しいタッチで体をなでられたユキは、「もっとなでて」というように前脚を出しておねだり。
彼女がもう一度なでてあげると、嬉しそうにアンナさんの顔を見つめています。
「虐待された保護犬が初めて優しくなでられることを知った」と説明がついたこの動画は、460万件の『いいね』が集まり、多くの人の涙腺をゆるませたようです。
・「もっとなでて」というしぐさで、涙があふれた。
・こういう犬をシェルターで何匹も見てきた。胸が痛いよ。
・この子をなでるためだけに、飛行機に乗って飛んでいきたい!
なでられる喜びを知ったユキは、アンナさんにどんどん甘えてくるようになったそう。
数日後にはお腹を見せて、ナデナデを催促するほどになりました。
ユキにとって、アンナさんに体を触らせるのは勇気が必要だったはず。
こんなにも人を怖がるほど、ユキがつらい経験をしてきたのかと思うと、胸が締め付けられますね。
過去の恐怖を克服し、愛される喜びを知ったユキ。これからはアンナさんと一緒に幸せに過ごしていけることでしょう。
[文・構成/grape編集部]