河村たかし市長の衆院選出馬に伴う名古屋市長選 自民党が独自候補の擁立断念

河村たかし名古屋市長の衆議院選挙出馬に伴う市長選をめぐり、自民党市議団が独自候補の擁立を断念したことがわかりました。次の名古屋市長選を巡っては今月4日、自民党名古屋市議団が南区選出の横井利明市議に出馬を要請し、横井議員も「前向きに検討したい」と話していました。しかし関係者によりますと市長選までの準備期間の短さや、「反河村陣営」の足並みの乱れを懸念する声が上がり、きょう擁立を断念するに至ったということです。
名古屋市長選には、これまでに参院議員の大塚耕平氏(65)、河村氏の後継指名を受けた前副市長の広沢一郎氏(60)、政治団体代表の西田礼孝氏(27)、政治団体役員の尾形慶子氏(67)が立候補を表明しています。投開票日は来月下旬が有力視されています。