平成28年(わ)第1269号
小田切 清輝(28)
強制わいせつ未遂
【概要】
平成28年5月14日から15日未明、被害者の実母方で交際相手の娘(11)にわいせつ行為をしようとしましたが、女児が目を覚まして未遂に終わりました。
この日以前には、母親の目を盗んで女児の陰部に触れるなどのわいせつ行為をしていた事も有った様です。
「ままのかれしに、ぱじゃまのぼたんをはずされました」と女児は述べていた様です。
被告人は、交際していた被害女児の母とは結婚したかったと述べていますから、女児の義父になって更なる犯行の恐れも有りました。
本件発覚迄ロリコンの自覚は無かった様ですが、先述の通り女児の母親に見つかり、過去には注意を受けていました。
女児の母は就寝時に女児と被告人が隣り合わない様に対策していましたが、犯行当日は母親が風邪で発熱していたところで、その隙をついて犯行に及んだ様ですから、母親の体調を心配する事より、自身の性欲を優先する下衆っぷりです。
被告人は犯行の動機を勤務先の「ストレス」、「うつ病のクスリの影響で良く覚えていない」旨弁解言い訳しています。
ストレスの具体的な原因は?との検事の問いには、しばーーーーらく無言の後、職場の不満を休憩時間が15分から20分しか無いとか、残業があるとか、パワハラ、嫌がらせがあったと言い訳しますが、ストレスと小児性愛は全く関係ありませんから、情状証人の父親ともども再教育が必要な被告人一家の様です。
社会復帰後は両親と同居し両親の監督に服する旨述べていますから、「ストレス」頼みの弁解で思考停止している父親共々執行猶予期間中はきっちり自己の性癖と向き合って頂きたいものです。