直腸がんを患い、闘病を続けていた音楽家でピアニストの坂本龍一さんが亡くなりました。71歳でした。坂本龍一さんは、森林保全団体を立ち上げ、2012年3月には岐阜県との連携協定調印にあわせて、岐阜県中津川市加子母地区の森を訪問していました。
坂本龍一さん(71)死去 語っていた森林保全への思い「自然を…の画像はこちら >>
ミュージシャンの坂本龍一さんが代表の森林保全団体「more trees」は、2012年3月、岐阜県と森作りなどに関する連携協定を結びました。
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協定には、二酸化炭素の排出権取引を組み込んだ観光キャンペーンや、「more trees」のブランドを活用した商品の開発、販売に取り組むことが盛り込まれていました。
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坂本龍一さんは当時、協定調印に先立ち、岐阜県の古田肇知事と共に、岐阜県中津川市加子母(かしも)地区の森を視察し、次のように森林保全への思いを語っていました。
(坂本龍一さん)「自然を単なる資源の対象として見るのではなくて、自然を守ることが人間の経済活動にもプラスになっていく」
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坂本龍一さんは2014年に中咽頭がんを発症し、寛解していましたが、2020年には直腸がんが見つかり、闘病生活を続けていました。