休業について貼り紙で告知した、老舗銭湯 一番下に書かれた『一言』に心打たれる

インターネットが発達し、世界中に情報を拡散できるようになった現代社会。
便利である一方で、これまで行われていた人と人との直接的な関わりが減り、少しさびしい気持ちを覚えることもあります。
また、パソコンの普及に伴って、手書きの文字を見る機会も減った現代だからこそ、『アナログなコミュニケーション』に対し、ひと昔前以上に温かみを感じるのではないでしょうか。
そんな『アナログなコミュニケーション』の温かみが伝わる光景をTwitterに投稿したのは、ヒデ(@TOKYOSNOWDOME)さん。
ある日、東京都荒川区にある銭湯『帝国湯』の前を通ったところ、店が貼り紙を掲示しているのを目にしました。
1916年に開業し、『レトロ銭湯』として親しまれている同施設。メンテナンスのため、2022年4月から休業をしています。
店頭には、利用者に向けた、営業再開に関する手書きの貼り紙が。そして、貼り紙の一番下に目をやると…。
再開が待たれる三河島の帝国湯の貼り紙に心温まる書き込みが。#帝国湯 pic.twitter.com/NyDZFYBR4c
レトロかつ温かみのある雰囲気で、地元住民を含む多くの『銭湯好き』に愛されている、同施設。
貼り紙につづられた「営業再開に向けて準備をしている」という告知に対し、利用客は喜びを伝えずにはいられなかったのでしょう。
「わーい!お待ちしています!」というメッセージからは、施設への深い愛や、営業再開に対する期待が伝わってきますね。
利用客からの温かい声援は、ちゃんと施設の耳にも届いているようで、『帝国湯』のTwitterアカウントはこのようにコメントをしています。
本当に有難い事ですお待ちいただいているお客様に以前と変わらずの帝国湯を楽しんで頂けるように頑張ります!
営業再開に向けて、着々と準備を進めている『帝国湯』。
メンテナンスを終えたあかつきには、きっとまた、施設を訪れた人たちに癒しと笑顔を与えてくれるのでしょう!
[文・構成/grape編集部]