不発弾処理の特殊部隊へ 日本政府トヨタ「ハイラックス」をウクライナへ供与

「日の丸」付けてウクライナ全土を走ります。
ウクライナ国家非常事態庁(SESU)は2023年3月27日、日本政府および国連開発計画(UNDP)からトヨタ「ハイラックス」8台の供与を受けたと発表しました。
これは、日本政府が資金提供する不発弾や地雷除去プロジェクトの一環だそう。ハイラックスはダブルキャブ仕様で、ウクライナ国家非常事態庁の不発弾処理専門部隊で運用されるといいます。
不発弾処理の特殊部隊へ 日本政府トヨタ「ハイラックス」をウク…の画像はこちら >>日本からウクライナに対して引き渡されたトヨタ「ハイラックス」ダブルキャブ仕様(画像:ウクライナ国家非常事態庁)。
日本政府は昨年4月、不発弾やがれきの撤去支援としてUNDPに450万ドル(日本円で約5億8000万円)を拠出すると発表しており、今回の車両供与もその一環だそう。なお、車両以外にも、日本からすでに対爆スーツなどが引き渡されているといいます。
引き渡し式典には、松田邦紀駐ウクライナ日本大使や、UNDPの岡井朝子危機局長らが参加して執り行われ、一部の車両には「From the People of Japan(日本国民からの援助)」との文言が日章旗とともに貼付されていました。