元交際相手の女性にストーカー行為をした疑いで今年5月、警察に逮捕された県立の総合支援学校の男性教諭に対し、県教育委員会は21日、停職6か月の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのはにいかわ総合支援学校・高等部の中谷晋輔教諭(33)です。
中谷教諭はことし2月、以前交際していた30代の女性に携帯電話で5～6回にわたって「死んでよ」などと電子メールを送ったとして、ストーカー規制法違反の疑いでことし5月に警察に逮捕され、6月に高岡簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けました。
その後、県教委の聞き取りで、中谷教諭はことし4月と5月にも被害者が不安になるような電話を勤務先にかけたり手紙を出したりしていたことがわかり、県教委は「悪質な行為」だとして21日付けで停職6か月の懲戒処分としました。
また、中谷教諭の勤め先の校長2人についても口頭訓告処分としました。
中谷教諭は「被害者や生徒に不安を与え申し訳ない」と話しているということです。