布団や履いていたズボン焼ける…市営住宅で火事 寝たきりの高齢男性が心肺停止「助けてという声が」と通報

4日午後、名古屋市緑区の市営住宅で火事があり、寝たきりの高齢男性が心肺停止で搬送されました。

4日午後0時半ごろ、名古屋市緑区森の里にある市営住宅の1室で火事があり、「『助けて』という声がした」と隣の部屋の男性から、消防に通報がありました。

消防車17台が出動し、火は40分ほどで消し止められましたが、火元の部屋から80代ぐらいの男性が心肺停止の状態でみつかり、病院に運ばれました。

男性はこの部屋に1人で住んでいるとみられていますが、寝たきりだったということで、布団や履いていたズボンが焼けていました。

市営住宅の他の部屋への延焼はなく、警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。