カズレーザー、不穏な北朝鮮事情に私見 「軍事国家として立ちゆかなく…」

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25日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、ウクライナ侵攻を続けるロシアに派兵したとされる北朝鮮の現状について報道しました。
ウクライナ国防省が警戒を強める中、北朝鮮国内では金正恩(キム・ジョンウン)総書記に対する不満が高まっていると伝えられ、メイプル超合金のカズレーザーさんは不安定な情勢について懸念を示していました。
韓国の複数のメディアによると、派兵される兵士の数は約1万2,000人。そのうち3,000人がすでにロシアに入っているとのことです。
さらにウクライナ国防省は24日、「北朝鮮の最初の部隊が戦闘地域に到着した」とSNSでコメントしており、その中には特殊部隊「暴風軍団」がいる可能性もあるそうです。
北朝鮮やロシアは派兵について「根拠のない噂」「恐怖をあおっている」と否定しているものの、アメリカは北朝鮮兵がウクライナ側と戦闘する可能性を示唆しています。
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北朝鮮事情に詳しい専門家によると、強硬な姿勢を見せる金総書記にはいくつかの焦りがあるそうです。
1つ目の焦りは、市民の心が離れていること。食糧不足や不景気が続く中で、市民の希望は「祖国統一」でしたが、去年末頃に金総書記が祖国統一を諦める形で方向転換しました。
経済状況が悪化し餓死者も出るなか、祖国統一の夢も途絶え、市民は金体制に嫌気が差しており、私的な場所では金総書記をバカにする言動も見られるそうです。
また、市民のみならず、側近といえる外交官が亡命する異常事態も起こっており、彼らは金総書記について「ただの平凡な人間」と一刀両断しています。
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同番組では、金総書記が暗殺を警戒していることを示すという、1枚の写真を公開。写真には、特殊部隊を視察している金総書記が写っていますが、彼を囲むように銃を持つ警護部隊の姿が見受けられます。
腹ばいになって銃を構えているのが特殊部隊で、立っている警護部隊はいつでも銃を発射できるように指を構えています。特殊部隊が訓練中に金総書記を狙った際に対処できるよう備えているように見え、「軍関係者も信用できない」背景が透けて見えます。
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現在、朝鮮人民軍には餓死者が多く出ており、民家の略奪も日常茶飯事。不満が高まるなかで、金総書記も疑心暗鬼になっているそうです。
カズさんは「軍の内部ですら食料が不足しているとなると、北朝鮮というのは130万人近い人員を抱えていると思うんですよ、軍隊で。そういうところに物資が行き渡らないとなると、軍事国家として立ち行かなくなっているってことですか?」という疑問を呈しています。
専門家によると、北朝鮮の軍の半数以上は農民と同じように自給自足しており、7割程度は実弾射撃を経験したことがない可能性があるそうです。