新潟を制した“立憲民主党” 自民候補に圧勝!新潟方式の“野党共闘”奏功 新潟4区は“保守分裂”の影響色濃く

新潟県内5つの選挙区すべてで立憲民主党が勝利した今回の衆院選。野党の動きはどうだったのでしょうか?

立憲民主党の野田代表は、共産党とは連携しないことを明言していましたが、県内では「新潟方式の野党共闘」を築いてきた背景もあり、共産党が候補者を擁立したのは1区だけでした。

この1区でも、党の目標である比例での議席奪還を中心に訴えたため、西村さんへの影響は最小限に。

出口調査の結果でも、2区~5区では共産党支持層の7割~8割が立憲の候補に投票していました。

一方で4区については、自民党の泉田さんが無所属で出馬したことでの保守分裂の影響は否めません。

泉田さんは当初、「野党票も取るのでは」と見られていましたが、泉田さんに投票した人の立憲支持層は1割ほど、自民党支持層は4割ほどとなりました。