4月3日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、国会などでも取り上げられているコオロギ食の話題となった。コオロギ食は飼育、生産コストの低さや豊富な栄養素などメリットが強調されている。だが、そもそも昆虫を食べることに対する心理的な抵抗が根強いのも事実だ。
これを受け、タレントの武井壮は「嫌な言い方をすると、何か新しい利権の匂いがする」と指摘。また、認知科学者の苫米地英人氏は「言えることと言えないことがあるんですけど」と前置きしつつ、「ものすごい単純に言うと、コオロギを推進している人たちと、ワクチンを推進した人たちは大体同じですよね」と指摘した。さらに、「もちろんそのさらに後ろに行くと、戦争をさらに悪化させている人たちと同じですよね」とも語った。
苫米地氏は、今回のコオロギ食の議論が出てきた背景を「戦争なんですよ」と指摘し、ロシアとウクライナの戦争が原因としてあると語った。苫米地氏は「特に肥料は圧倒的にロシアが出しているんですよね。ロシアと経済制裁とかで取引をしなくなるから、肥料がなくなるから、食(料)が作れない」状態と指摘。そもそも、日本が食料自給率が極めて低いため、新しい食料源としてコオロギ食を始めとする昆虫食が注目された背景がある。
>>ひろゆき「コオロギに税金使うなら牛の餌代に使うべき」発言が物議 反対意見も<< 苫米地氏は「コオロギ食を導入するにしても、どっかから輸入してくる」ため、「抜本的には国内食料自給率を上げる」必要があると主張した。また、コオロギ食の推進者には「ゴキブリの粉末まで言っている人いますからね。それと、私たちを爬虫類扱いしているとしか思えない。『君ら爬虫類なんで、ゴキブリでも食ってろ』と。そういうこと言っている人たちは『あなたたち爬虫類じゃないんですか』くらいに僕は思う」とバッサリだった。さらに、「これに乗っちゃってる国は日本くらい」「コオロギ食べなくても米増産すればいいんです」とコメントしていた。 これには、ネット上で「コオロギ(食)と軍需産業って繋がってるのか」「今日も苫米地節が全開でスカッとした」といった声が聞かれた。