区役所からの封筒開けたら…別人の個人情報書かれた書類が入っていた 「白紙の用紙と間違えた」名古屋市が漏えいを謝罪

名古屋市の瑞穂区保健福祉センターで、介護保険料の口座振替の手続きに使う「自動払込利用申込書」を区民に送付した際、誤って、個人情報が書かれた別の人の申込書を封筒に入れていたことがわかりました。申込書には、氏名、住所や電話番号、介護保険の被保険者番号、口座番号が記されていて、印影もありました。名古屋市によりますと、送付ミスが起きたのは3月20日で、表紙を外さずに机の上に置かれたままになっていた記入済みの用紙を誤って入れてしまったということです。4月4日の午後3時ごろ、記入済みの用紙を受け取った区民から、別の人物の個人情報が書かれていると指摘があり、ミスが発覚しました。瑞穂区役所福祉課によりますと、誤って送付した申込書には表紙がついていたため、2枚目以降に個人情報が書かれていたのを見落とした可能性があるということです。
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瑞穂区役所は、個人情報が漏えいした人の自宅を訪問して経緯を説明し、謝罪しました。今後は複数の人で点検するなど、再発防止に取り組むとしています。