去年、名古屋市守山区で酒を飲んで車を運転した上、女子大学生をひき逃げし死亡させた罪に問われている男の裁判が始まり、男は現場の直前までは記憶があったと話しました。
酒を飲んで運転し死亡ひき逃げ事故を起こした男 直前まで「記憶…の画像はこちら >>
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起訴状などによりますと、守山区の電気工事業、白坂翔被告(23)は去年11月に酒を飲んでワンボックスカーを運転し、赤信号を無視して交差点に進入。横断歩道を渡っていた大学生の女性(20)をはねて死亡させ、そのまま逃げた危険運転致死などの罪に問われています。
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30日、名古屋地方裁判所で始まった裁判員裁判で、白坂被告は酒を飲んでひき逃げしたことは認めた一方「一つ手前の交差点までは記憶がありました」などと話し、正常な運転が困難な状態だったとする起訴内容の一部を否認しました。検察側は「信号無視や蛇行運転を繰り返した」と指摘。弁護側は「多少のふらつきや蛇行運転はあった」としながらも「正常な運転が困難だったとまではいえない」と話しました。