自民大田区支部長、夫婦別姓反対の理由「郵便局の人も困る」主張も局員から反論?「帳面にしてあります」

自民党の東京都大田区第42支部長などを務めている中坪悦子氏がツイッターで、選択的夫婦別姓について反対の意を示し、「郵便局の人も困ると言ってました」と主張したものの、ネット上からツッコミが集まっている。

中坪氏は4月23日に投開票が予定されている大田区議会議員選挙に立候補することを表明している。
中坪氏は3日にツイッターを更新し、「私は選択的夫婦別姓には反対です」とツイート。理由について、「旧姓使用が認められていますし、子供のためにも家族が同じ苗字で一つの家族として一体感が保てるからです」と説明し、「戸籍制度に綻びができれば、戸籍の乗っ取りや背乗りの危険性があります」と呼びかけた。

さらに中坪氏はリプライ欄の中で、「郵便局の人も困ると言ってました」と主張。「選択的夫婦別氏制度が適用されたら、家長がハッキリせず、離婚して再婚した場合に、両親、子供、3人ともバラバラの苗字で、その上外国人までいたら…と困っておられましたよ」と綴っていた。

>>ほんこん「単純に別姓は嫌」夫婦別姓への意見が議論呼ぶ 「子どもに選ばせたくない」の声も<< しかし、このツイートに対し、郵便局員を名乗るツイッターユーザーから「現住所に誰が住んでいるか届け出ていただき帳面にしてありますので戸籍等は関係なく全然ひとつも困りません」といった反論が寄せられることに。 また、他のツイッターユーザーからも「同棲中もちゃんとお互いの郵便物届いてましたよ」「母が引越して来て複数姓の家になりましたが、郵便物や宅配便の到着で混乱はありませんでした」「ウチは複数姓ですが、郵便局には届出を出していますし特に問題ないですよ?」といった実体験からの反論が次々寄せられている。 この騒動に、ネット上からは「仮想被害者を作り出そうとしてる」「二世帯住宅とか知らんのかね」「どうしてこんなすぐわかるウソを書くんでしょうか」「郵便物は個人宛てに届くので家長が誰だろうが関係ありません」といった中坪氏への批判の声が殺到していた。 記事内の引用について 中坪悦子公式ツイッターより https://twitter.com/nakatsuboetsuko