関東を中心に連続している、いわゆる「闇バイト強盗」。防犯カメラが捉えた映像には白昼堂々と住宅を狙う様子も映っていました。強盗に狙われないための備えはどうすればいいんでしょうか?
突然“バールを持った不審者”が玄関に!恐怖の瞬間…住民は一部…の画像はこちら >>
ある日突然、傘で顔を隠してバールを持った不審者がインターホンを鳴らしてきたら一体どうすればいいのか…。10月8日正午過ぎ、名古屋市千種区の住宅前に現れた黒いSUV。一旦通り過ぎて約30秒後にバックで戻ってきたと思いきや、再び画面から消えます。
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奇妙な動きをした車から降りてきたのは、顔を隠すためか「青い傘」をさしている人物。雨は降っていません。インターホンを鳴らして応答がないのを確かめると…、一度車に戻ります。
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1分後、再び姿を現した青い傘の人物。しかし、その手にはバールのようなものが。そして強引に防犯カメラを動かします。実はこの時、住人は在宅中。一部始終を見ていました。
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(家主の男性)「バールを持ってきた瞬間に(在宅中の別の家族が)110番通報した。入ってこられたくないという思いで、通報しながら叫び声を上げた」家にいた家族が大声を出したことで、青い傘の人物は立ち去ったといいます。
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(家主の男性)「強盗被害が相次いでいるので、本当に何をされるのかという恐怖心」白昼、通行人や車の往来もある住宅街での出来事。顔を隠しバールを持った不審者は、この家を狙おうとしたのか。同じような不審者は市内の他の地域でも確認されていて、警察が空き巣狙いや強盗に備え、警戒を強めています。
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(生活安全総務課 花木佑介 警部補)「(犯人のメモに)見取り図がきれいに書いてある。金(という字に)丸が打ってある。ここに金があるから、すぐ取れる。ここまで情報収集する奴らもいる」
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これは逮捕された窃盗グループが作って持っていたという家の間取り。こんなものまで用意しているのです。闇バイト強盗が増える中、名古屋市千種区では愛知県警が実際の住宅を使って防犯講習会を開催。まず確認を呼びかけたのは、ドアがこじ開けられるかどうか。
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(愛知県警生活安全総務課 花木佑介 警部補)「玄関や勝手口から入る場合はバール。バールのやり方としては、ドアの隙間にグリグリやっていくと開いてしまうような侵入方法。バールプレートをはめて、バールの隙間を隠して」扉と壁の隙間を埋めることができる防犯用のガードプレート。
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そして…。(生活安全総務課 花木佑介 警部補)「おい、泥棒。もうすぐ警察来るからな」スマートフォンでリアルタイムに確認できる防犯カメラも紹介しました。
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また、インターホンを使った実演も…。(強盗役)「宅配便です」(住人役)「どちらの業者ですか?身分証を見せてください」(強盗役)「今、身分証を持っていない」(住人役)「身分証を持ってきて、誰の荷物か教えてください」(強盗役)「出直します」警察が到着するまでに危害を加えられないよう、そもそも不審者を家に入れないことを強調しました。