玉川徹 謹慎から半年で『モーニングショー』に復帰…電通発言も降板しなかったわけ

「この半年間、原点に立ち返り取材を続けてまいりました。今後も取材というインプットを大切にして、放送というアウトプットを続けていきたいと思ってます。ひるまず怠らず務めてまいりたいと思います。皆さん、よろしくお願いします」
4月3日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、こう語ったのはテレビ朝日の玉川徹氏。同局によると、今後は同番組にレギュラー出演するという。
‘22年9月、玉川氏は安倍晋三元首相(享年67)の国葬で、菅義偉前首相(74)が述べた弔辞について「電通が入っています」と事実に基づかない発言をして、10日間の謹慎処分に。以降は不定期で出演していた。
“電通発言”が問題視された時には、改編期での降板が既定路線だという報道もあったが、半年で本格復帰できた理由を芸能関係者はこう明かす。
「たびたび炎上し批判を浴びてきた玉川さんですが、支持する視聴者も多くいます。玉川さんの忌憚ない意見を羽鳥慎一アナ(52)がうまくさばくやりとりは番組の見どころの一つです。テレ朝は同時間帯の視聴率で3年連続1位に輝いている『羽鳥慎一モーニングショー』に玉川さんは必要な存在だと考えているのでしょう。
また、羽鳥アナは玉川さんから『毎日刺激をいただいている』とも言っていました。プライベートでも親交があるそうです。今回の復帰にはキャスターを務める羽鳥アナの意向も反映されているのではないでしょうか。
玉川さんは今夏に定年を迎えます。業界内では羽鳥アナが所属している芸能プロダクション入りするのではないかという話もあります」
玉川氏は’20年12月に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際に、黒柳徹子(89)から「(羽鳥アナを)見飽きることはないですか?」と質問され、
「僕から見ると(羽鳥アナは)もうみそ汁みたいな存在で食べ飽きることはない。ホッとする。全部(の発言を)拾ってもらっていますから」
と語っていた。羽鳥アナですらフォローできない失言を繰り返さないことを祈りたい。