1月に市川市の質店で腕時計などが奪われた事件で、千葉県警が週明けにも、警視庁に別の強盗致傷事件などで逮捕されていた19歳の男3人を強盗の疑いで逮捕する方針を固めたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。うち2人は、昨年12月に君津市と八千代市で起きたATM荒らしに関与したとして、窃盗未遂容疑でも逮捕する方針。
捜査関係者によると、3人は高校の同級生だった。
県警によると、1月9日夜、市川市東大和田1の質店「かんてい局市川インター店」に3人組の男が押し入り、商品を入れたガラスケースをハンマーのようなもので割って、腕時計約20個(販売価格計約460万円)が盗まれた。防犯カメラなどの捜査から3人が関与した疑いが強まった。
県内では昨年12月16日に茂原市、同27日ごろに君津市と八千代市で消費者金融のATMが荒らされる窃盗未遂事件も相次ぎ発生していた。
3人は昨年11月以降、関東の1都5県で起きた強盗や窃盗事件にも関与が疑われている。