「ピクリとも動かない」菅義偉元首相 首相指名選挙で見せた“硬直姿”にネット衝撃

11月11日に行われた総理大臣指名選挙。自民党の石破茂総裁(67)が第103代首相に選出されたが、テレビ中継で映った菅義偉元首相(75)の姿に衝撃が集まっている。
まず行われた衆議院議長の投票。菅氏は岸田文雄元首相(67)に背中を支えられながらゆっくりと岸田氏と麻生太郎元首相(84)の間の席に座った。
その後、投票を済ませて着席し、集計結果を待つ場面。岸田氏は微笑みを浮かべ、麻生氏は口を真一文字に結んでいた。両者ともに手を組み直すなどしながら待っていたが、菅氏は両手を胸の前で重ね、虚ろな表情。一点を見つめたまま瞬きさえほとんどしなかった。
その後行われた首相指名選挙。菅氏、岸田氏、麻生氏の前列に座っていた高市早苗氏(63)が振り向いて3人に話しかける様子が映し出され、岸田氏は頷き、麻生氏も微笑みながら高市氏の話を聞いているようだったが、菅氏はまたも両手を胸の前で組み、微動だにせず。視線を高市氏のほうに向けることもなかった。
そして30分ほどの休憩をはさみ、石破総裁と立憲民主党・野田佳彦代表(67)による決選投票。菅氏は非常にゆっくりとした足取りで着席。菅氏は手元の資料をめくる場面もあったが、その後もほとんどは両手を胸の前で重ねて硬直したような状態だった。
こうした菅氏の姿にX上では心配する声が続出。
《菅さんもう休んでよ…》《にしても菅さんもやばい。 お人形さんみたいにピクリとも動かない》《菅さんの精気を全く感じません。大丈夫ですか》
「菅氏は9月30日に自民党本部で行われた新役員共同記者会見で、虚ろな表情や絞り出すような話し方が話題になりました。Xでは一時、『#菅さん大丈夫』がトレンド入りしたほどでした。
さらに10月の衆議院選挙の選挙活動中にも、菅氏の体調への心配が上がりました。支援者と交流する菅氏をとらえた動画がX上で拡散されたのですが、菅氏が支援者に自ら話しかける様子はなく、とても選挙活動中とは思えない覇気のなさ。選挙スタッフが『グータッチでお願いします』と呼びかけますが、硬い表情でグータッチも軽く触れる程度でした」(政治部記者)
来月には76歳になる菅氏。長年精力的に政治活動を行ってきたが、その疲れが出ているのかーー。