千葉県内統一地方選の前半戦、県議選と千葉市議選はきょう9日、投票が行われ、即日開票される。県議選(定数95)は、無投票決着した15選挙区(25人)を除く、26選挙区で70議席を巡り112人が激戦を展開した。開票作業は9日深夜に終了する予定で、深夜から10日午前0時ごろにかけて大勢が判明する見通し。前回2019年に36・26%で過去最低を記録した投票率も注目される。
県議選では、各候補が新型コロナ後の経済対策や、物価高騰を受けた生活支援、防災・安全対策のほか、社会基盤整備など地域の重要課題をテーマに舌戦を繰り広げた。
選挙戦となった26選挙区の党派別公認候補者は、自民党32人、立憲民主党18人、公明党8人、共産党6人、国民民主党1人、日本維新の会5人、市民ネットワーク1人、諸派2人、無所属39人。
現職は54人、元職6人、新人52人が最後まで訴えに力を込めた。
無投票となった15選挙区では、自民20人、立民3人、国民1人、無所属1人の計25人が既に当選を決めている。
投票は9日午前7時~午後8時に、県内計1044カ所(30市区町)で行われる。館山市は午後6時まで。開票所は市区町ごとに1カ所設け、午後9時前後から開票作業が始まる。
千葉市議選(定数50)は全6選挙区で選挙戦が行われ、計66人で争った。