統一地方選の前半戦…東海3県の県議選と名古屋市議選 各党の議席の変化は 愛知で減税回復 維新は惨敗

東海3県の県議選と名古屋市議選で、各党の議席数の変化をまとめました。 名古屋市議選では、日本維新の会と減税日本がこれまでの協力関係を解消し、真っ向勝負の主戦場となりました。 定数68のうち、20議席を獲得した自民が最大会派を維持しています。減税は候補者17人を擁立し、14議席を獲得しました。 4年前の前回も14人が当選しましたが、その後離脱が相次ぎ、選挙前は9人にまで減っていて、今回の選挙では勢力を回復しました。 維新は前回の市議選で減税から立候補して当選した、現職4人を含む9人を擁立しましたが、新人1人の当選に留まる厳しい結果となりました。
愛知県議選では、自民が過半数を維持しました。減税は1議席伸ばして3議席になりました。共産は議席を奪回しました。維新は6人を擁立しましたが、議席は獲得できませんでした。
定数46の岐阜県議選では、自民が公認候補だけで32議席を獲得しました。今後、会派入りが見込まれる無所属の候補を含めると34議席になり、自民が議会の4分の3近くを占めることになります。
定数48の三重県議選では、公認候補の数では自民が21議席で突出して見えますが、旧民主系の地域政党・新政みえは、推薦した無所属の候補などを含めると21人になり、自民と拮抗します。