明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟はアウェーでヴィッセル神戸と対戦しました。タレント揃いの神戸の猛攻を耐えしのぎ、貴重な勝ち点1を手にしました。
リーグ戦2連敗中のアルビは4月9日、リーグ首位の神戸と対戦。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「(神戸は)今現在、首位を走るにふさわしい、攻守においてバランスの良い素晴らしいチーム。ゴールに向かってプレーするのが非常に大事」
前節からスタメンを4人入れ替え挑んだ試合は、まずアルビがペースを握ります。
前半16分には、堀米のパスを受けた三戸がペナルティエリアに侵入。ここは2011年までアルビにいた酒井高徳に阻まれますが、その7分後にも、三戸が左サイドから切り込み、今度は自らシュートを放ちます。
さらに前半41分には、伊藤が技ありのターンで相手を置き去りにすると、右サイドの太田へ。首位の神戸を相手に再三ゴールに迫ります。
それでもチャンスを生かし切れなかったアルビ。迎えた後半は一転して攻め込まれる展開に。
汰木のミドルシュートに、快足を生かし裏に飛び出した元日本代表・武藤の左足。さらにパトリッキのヘディングシュートなど、再三にわたりピンチを迎えますが、2試合ぶりにピッチに立った小島のファインセーブでなんとか切り抜けます。
それでも試合終了間際でした。こぼれ球に反応したパトリッキにキーパーとの1対1に持ち込まれ最後の最後に失点…、かと思われましたが、VARの結果、オフサイドの判定となり、ゴールが取り消されます。
試合はスコアレスドローに終わり、連敗は2でストップ。アウェーで貴重な勝ち点1を手にしました。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「やりたいことは、つなぐことではなく、相手のゴールを奪うこと。そういう意味では、まだまだ、しっかりとやっていかないといけない」
アルビの連敗は2でストップ。勝ち点は9で現在11位です。
リーグ戦次節は15日(土)、ホームでアビスパ福岡と対戦します。