10日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故について報道。コメンテーターとして出演していた元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が「お悔やみを申し上げたい」と発言し、批判を集めている。
6日に陸上自衛隊の第8師団長など10人が乗ったヘリコプターが沖縄県宮古島の周辺を飛行中に消息を絶ったこの事故。捜索はいまも続いているが、乗組員の行方や、事故の原因は分かっていない。
なお、消息を絶ったヘリは搭乗員10人のうち、8人が幹部だったとのこと。島の地形を確認するために周辺を飛行していたとみられている。
この事故について、MCの谷原章介から「安全保障への影響はどう考えられますか?」と話を振られた橋下氏は、「本当に南西諸島は厳しい安全保障の環境で、日々自衛隊の皆さんがこういう形で任務についていただいてですね」と前置き。「その中での事故ということで、本当に敬意を表するとともに、お悔やみを申し上げたいと思うんですけど」と発言した。
>>『サンモニ』青木氏、陸自ヘリ消息不明を「事故」と断言「防衛費の倍増」と地続きと主張し物議<< また、続けて橋下氏は「尖閣諸島をはじめ、本当に厳しい状況なんです」と言い、「24時間365日、自衛隊や海上保安庁の方が頑張っているということをわれわれは認識した上で、その上で、日本の防衛力の強化、それに対して国民がどう負担をするのか。自衛隊員、海上保安庁が身を挺して、命を懸けてやってもらってるわけですから。われわれも、お金なのか何なのか、一定やっぱり負担をしなきゃいけないですね」と話していた。 しかし、橋下氏の「お悔やみを申し上げたい」という発言にネット上からは「不謹慎」「まだお悔やみ申し上げるのは早いだろ」「お悔やみってまだ決まった訳じゃないのに」「未だ発見されてないですよ、橋下さん」「『お悔やみ申し上げます』って、行方不明なんだけど」といった批判的な声が多く集まっていた。