Tシャツは裏返して干して! 理由に「毎回やろう」「お気に入りが長持ち」

洗濯したTシャツを干す時は、ハンガーを使って干すのが一般的です。しかし、シワを伸ばしてきれいに干したつもりでも、なかなかうまくいかないもの。
肩部分が引っ張られたようになってしまったり、襟元が広がってしまったりと、残念な経験をしている人も少なくありません。
Tシャツの型崩れを避けるには、『ちょっとしたコツ』があったのです。
各種洗剤や生活雑貨を幅広く取り扱うUYEKI(以下、ウエキ)の公式サイトによると、Tシャツの型崩れは『干し方』が原因なのだそうです。
ハンガー干しの型崩れはTシャツの重みで肩が落ちて、首回りや肩の部分が伸びてしまうことが原因です。
物干し竿に胴のあたりで二つ折りにしてTシャツをかけて干すと、型崩れは防げます。
ウエキ ーより引用
※写真はイメージ
「なるほど、物干し竿か!」と納得した人も多いでしょう。しかし、「物干し竿だとたくさん干せない」「物干し竿だとさっと取り込みにくい」という問題から、ハンガーで干したいと思うかもしれません。
そんな時のために、ウエキはハンガーで干すコツも紹介していました。早速、その手順を見てみましょう。
洗濯したTシャツを裏返して、一度形を整えるようにしてたたみます。その後に全体を手のひらで軽くたたいてシワを伸ばしましょう。首周りは特に丁寧に整えたほうがよいそうです。
Tシャツの裾からハンガーを入れます。襟からハンガーを入れると首周りが伸びて型崩れの原因になるため、必ず裾から入れてくださいね。
ハンガーを入れて形を整えたら、風通しのよい日陰に干しておきます。
なお、ハンガーは跡が付きやすい針金ハンガーではなく、太さが1㎝以上あるタイプがおすすめとのことです。
干して乾燥させ、室内に取り込んだ後は、裏返しにしておいたTシャツを表に戻します。最後はたたんで保管すれば完了です。
これでTシャツの型崩れが起きにくくなり、お気に入りの1枚が長くきれいに着られるようになりますよ。ぜひ試してみてください。
裏返しにするのは手間がかかると思うかもしれませんが、この裏返しにも意味があるそうです。
裏返して干すことにより、直射日光に当たりづらくなり色褪せもしにくくなります。
ウエキ ーより引用
また生地の重なりや縫い目部分の風通しがよくなるので、乾かす時間を短縮できるといったメリットも。
型崩れ防止の干し方に加え、『裏返し』の小さなテクニックも取り入れれば、さらにきれいなまま長く着られそうですね。
今まで「型崩れはTシャツの宿命だから…」とあきらめていた人も、ウエキが提案する方法なら型崩れを防止できるのではないでしょうか。次にTシャツを洗濯する時に、早速取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]