特徴は『糀』を使った定食!“酒蔵”ならではの社員食堂に「元気が出る」 一般にも開放【新潟・南魚沼市】

酒蔵の社員食堂で提供されている、糀(こうじ)を使った定食を紹介します。

【齋藤正昂アナウンサー】
「今まさに桜が見頃の新潟県南魚沼市。今回、ご紹介するのは、こちらのおしゃれな建物。実は、社員食堂なんです」

南魚沼市にある酒蔵・八海醸造の「みんなの社員食堂」。

【八海山みんなの社員食堂 田中弥生 店舗リーダー】
「特に蔵人は体を動かす仕事。活力源になるように、ボリュームたっぷりで丁寧においしくなるように作っている。調味料は、酒蔵ならではの塩糀・甘酒・みりんを使用している」

この日のメインは、旬の魚・サワラのフライ。

一晩、塩糀に漬けてから揚げることで、身がふっくら仕上がると言います。

味はプレーンと梅肉を挟んだものの2種類を用意。お腹をすかせた従業員の反応も上々のようです。

【従業員】
「梅肉が入っているものがおいしくてよかった」

【従業員】
「元気が出るので、(午後からも)頑張って仕事をしたい」

そんな元気の出るメニューは、店名からも分かる通り、一般の人も食べることができます。

【八海山みんなの社員食堂 田中弥生 店舗リーダー】
「同じ釜の飯を一般の人にも食べていただきたく、お昼の時間帯のみだけ、一般の人にも開放している」

3つある定食のメニューのうち、魚の定食では、この時期、従業員が食べていたサワラのフライが提供されています。

【齋藤正昂アナウンサー】
「やわらかい身とさくっと揚がったフライがよく合います。また甘酒を使ったタルタルソースも甘くて、これは魚沼産のコシヒカリが進みますね」

ほかにも地元でとれた山菜の小鉢や糀たっぷりの味噌を使った味噌汁など、この地域、そして酒蔵ならではの味を求め多くの人が訪れています。

【客】
「発酵の味噌と糀が入って、非常に香りもいいし、味もまろやかでおいしい」

【客】
「(窓から見える)草花もきれいだし、食事もおいしい」

【八海山みんなの社員食堂 田中弥生 店舗リーダー】
「糀たっぷりの食事なので、それを思う存分味わっていただけたら」

一般の方は、午前11時~午後3時まで利用することができます。

肉と魚の定食は季節によってメニューが替わるので、春夏秋冬それぞれの味を楽しむのもいいかもしれません。