ピンク、白、紫…7万株のシバザクラ見頃 東京ドイツ村

東京ドイツ村(袖ケ浦市永吉)で7万株のシバザクラが見頃を迎え、鮮やかなじゅうたんを敷き詰めたように一面を染めている。
ボート池を囲んで2万5千平方メートルの花畑が広がり、ピンク、白、紫と花びらの一つ一つがかわいらしく咲き誇る。春色に誘われた人たちが、遊歩道を歩きながら写真を撮ったり、スワンボートに乗って池から眺めたりと、思い思いに過ごしている。今月中旬ごろまで見頃が続くという。
東京都大田区の30代夫婦は「都心にこういう所はない。カラフルでとてもきれい」と2歳の双子姉妹を遊ばせていた。
園内では他にリビングストンデージーやポピーが2週間ほど早く見頃を迎え、ネモフィラも咲き始めた。担当者は「今年は暖かい日が続いたため開花が早い。一斉に咲いた春の花々を楽しんでほしい」と話している。