藤井聡太六冠(20) 3連覇を目指す叡王戦 第1局の舞台は「徳川家康」が必勝祈願した神田明神 11日夜決着へ

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3連覇をかけた将棋の藤井聡太六冠(20)が、菅井竜也八段の挑戦を受ける「叡王戦五番勝負」が東京で始まりました。叡王戦の主催は菓子メーカーの不二家ということで「おやつ」にも注目です。
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11日に開幕した「叡王戦五番勝負」の舞台は、徳川家康が関ヶ原の合戦を前に勝利を祈願したという東京の神田明神。3連覇を目指す藤井六冠に挑戦するのは、菅井竜也八段(30)です。これまでの両者の対戦は5勝3敗で藤井六冠がリードしています。
4月5日に開幕した「名人戦」では初戦に勝ち、藤井六冠は史上2人目の「七冠」獲得と最年少名人に向け好スタートを切りました。11日からは二つのタイトル戦が同時進行するダブルタイトル戦となりますが。集中力の面で負担はないのでしょうか?
(藤井聡太六冠:20歳)「対局が多い方が(良い)状態を維持して臨みやすいというメリットもあるのかな。そういったメリットを生かせるようにやっていければ」
ただ、「名人戦」の持ち時間はタイトル戦最長の9時間。それに対し11日に始まった「叡王戦」は4時間です。残り時間のカウント方法に関して、1分未満は切り捨てではなく秒単位でカウントします。このため、実質持ち時間はタイトル戦では最短で「名人戦」とは対照的です。
(藤井聡太六冠:20歳)「名人戦と合わせて注目していただけるシリーズになると思っているので、それに応えられるような熱戦にできるように頑張りたい」
一方、菅井八段はタイトル戦では藤井六冠と初めての対決です。
(菅井竜也八段:30歳)「最強の棋士というか、そういう存在ですし、いい勝負で中・終盤を迎えるのが一つのテーマ」
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先に3勝でタイトルを獲得する「叡王戦」。藤井六冠が今年度初の防衛戦で白星発進できるか、注目の第1局は11日夜までに決着する見込みです。