「全部捨ててた」「これから取っておく」 今まで捨ててた『あのフタ』の活用法とは?

普段は捨ててしまいがちなペットボトルのキャップ。
実はキッチン用品として、高いポテンシャルを秘めているのをご存知でしょうか。
本記事では、そんな「ゴミでしかないな…」と思っていたペットボトルのキャップの意外な活用法を紹介します!
まず最初に計量スプーンとして活用できます。
実はペットボトルのキャップは、サイズに関する規格は存在しないそうです。しかし、一般に出回っているペットボトルのキャップのほとんどは同じ大きさなのだとか。
早速、家にあったさまざまなペットボトルのキャップを使って砂糖の計量をしてみました。
計ってみた結果、キャップすり切り1杯分の砂糖の量はすべて5gという結果に!
ちなみに砂糖の大さじ1杯は約9g。
これを元に考えると、ペットボトルのキャップ2杯分が、ほぼ大さじ1ということになります。
キャンプやバーベキューなどアウトドアで「計量スプーンを忘れちゃった…」という時は、ペットボトルのキャップを代用してみてもいいかもしれません。
次に紹介するのは、根菜の皮むきとしての利用法。人参やジャガイモ、ゴボウなど根菜類の皮むきは意外と難しいですよね。
王道なやり方としてピーラーを使う方法がありますが、おいしく食べられる部分までそいでしまいがち。加えて自分の手までうっかり切ってしまいそうになった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。
ほかにも『たわしで洗う』『包丁の背を使う』など、どれも手間がかかったり、洗い物が大変だったりします。

そんな面倒な根菜類の皮むきが、ペットボトルのキャップで手軽にできるそうなので、人参で挑戦してみました!
やり方はとっても簡単!根菜の皮をペットボトルのキャップで軽く擦るだけです。
コツは、力をあまり入れずキャップを平行に保って滑らせること。
キャップのフチで皮を引っ掻くように滑らせると、写真のように表面の薄い皮だけが削れて、上手に薄皮をむくことができます。
写真はペットボトルのキャップで皮をむいた人参です。
テーブルと人参の色が似ているので、写真だとやや分かりにくいのですが、皮の部分だけがしっかりとむけました。
刃物を使わないので、ケガの心配も不要!これなら幼い子供にも、ちょっとしたお手伝いを頼むことができそうですね。
いつもならゴミ箱行きのキャップですが、実は暮らしに役立つ利用方法があったのですね。
みなさんも捨てる前に活用してみてはいかがでしょうか!
[文/キジカク・構成/grape編集部]