【石垣】中国に生息し、国内ではまれに飛来する迷鳥キバラガラ2羽が15日、石垣島で観察された。福岡県から旅行で訪れていた愛鳥家の重松尚紀さん(50)が発見し、撮影した。
体長10センチほどのシジュウカラの仲間で、名前の通り腹が黄色い。「石垣島の野鳥図鑑」の著者で、石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(50)は「沖縄本島で数年前に飛来し話題になったようだが、八重山では初めてではないか」と指摘する。
重松さんが家族と山道でバードウオッチングを楽しんでいたところ、イシガキシジュウカラの声がしたので周囲を探すと、2羽のキバラガラが高い木の枝に止まっていた。暗い中で、キバラガラの動きが速く、観察や撮影が難しかったという。(政経部・福元大輔)
「八重山では初めてでは」 石垣島に迷鳥キバラガラ飛来 福岡県…の画像はこちら >>