11日、新潟県燕市内の飲食店の男女共用トイレ内に小型カメラを設置し、トイレの利用者の男性を無断で撮影した疑いで、自称会社役員の41歳の男が逮捕されました。
新潟県迷惑行為等防止条例違反の疑いで12日に逮捕されたのは燕市仲町に住む自称会社役員の男(41)です。
男は11日午後2時半すぎ、燕市内の飲食店の男女共用トイレ内の天井に小型カメラを設置。午後3時前、トイレを利用した男性を無断で撮影した疑いが持たれています。
警察によりますと、男がカメラを設置した10分後に飲食店の従業員がトイレに入ったところ、見覚えのない火災感知器のようなものがトイレの天井に設置されていたのを不審に思い警察に通報。
この通報から10分後に男が店に戻ってきて「私が設置した」などと話し、その後、現場に駆けつけた警察官にも自分が設置した旨を告げたことから、逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、男は「その事実に間違いありません」と容疑を認めています。警察はカメラを設置・撮影した動機や、余罪があるかどうかも含めて詳しく調べています。