猪口邦子議員の自宅マンション火災で夫の猪口孝さん(80)死去 母校の後輩に送っていたメッセージ「得意なもの・時代の変化見ながら人生の作戦練って」

11月27日、自民党・猪口邦子参院議員の自宅マンションで発生した火事で、死亡した2人は東京大学名誉教授の夫・猪口孝さん(80)と長女(33)であることが確認されました。

亡くなった猪口孝さんは新潟市出身で、国際政治学の分野で世界的に活躍。

2009年には新潟市東区に開学した県立大学の初代学長に就任し、世界で活躍できる人材の育成に力を注いできました。

その猪口孝さんが母校の新潟高校で1994年に後輩へ送ったメッセージが残されていました。

【猪口孝さん】
「自分の得意なものとか、時代の変化とか、そういったものをよく見ながら、人生の作戦を練って。しかし、いったん良い作戦だなと思ったら、信濃川みたいにしっかりと根気強く、長期的に頑張っていくというか、自分の良さを出すためには少しぐらい時間がかかってもやっていったらいいんじゃないかな」