“シャッター通り商店街”に再び活気が 名古屋の新商業施設「あつたnagAya」全面オープン 周辺店舗は「日曜や祝日は倍以上」の賑わい

名古屋の新ランドマーク「あつたnagAya」が12月1日ついに全面開業しました。第一期オープンからは約3か月が経ちましたが、「あつたnagAya」のオープンで地元、熱田神宮前の人の流れは変わったのか?
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神宮前で2店舗を構える老舗「きよめ餅総本家」を訪ねました。(きよめ餅総本家 後藤尚子社長)「観光の方や若い方が増えている」
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9月の「あつたnagAya」第1期オープン以来、これまであまり見かけなかった10代~30代の客が多く訪れるようになったとのこと。とくに「あつたnagAya」の至近距離にある「きよめ餅総本家」喫茶部では。(きよめ餅総本家 後藤尚子社長)「喫茶店は行列になるのがお正月くらいだが、土日祝日は行列になるくらいお客さんにたくさん来ていただいている」
熱田神宮土産の定番「きよめ餅」。創業から90年近くになりましたが、その存在を知らなかった若い世代にもその名が浸透してきた実感があると話します。
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(きよめ餅総本家 後藤尚子社長)「熱田神宮の目の前で商売しているので、(あつたnagAyaを)きっかけに参拝客が増えるのは大変ありがたいし、うれしい」
神宮前商店街には約60店が軒を連ねていますが、その半分はシャッターを下ろしています。創業60年以上の「喫茶ユキ」を訪ねました。(喫茶ユキ 藤本由佳さん)「日曜や祝日は倍以上。かなり増えたという実感はある」
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営業時間は午前8時から午後4時まで。一日中モーニングセットを提供できるのが売りです。コーヒーとトースト、ゆで卵、サラダのセットが500円です。(喫茶ユキ 藤本由佳さん)「あつたnagAyaができたことで、散策しようという人が増えて、商店街の人も『お客さんが増えたね』と話したりもします」
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神宮前商店街ができたのは1958年。東京には東京タワーがたった年です。戦後復興が本格化し日本が元気を取り戻しつつあった時代です。しかし、20年ほど前からは時代の流れに抗うことはできず、いわゆるシャッター通り商店街になってしまい、長らくあえいでいました。
こうした中で1日に迎えた「あつたnagAya」の全面オープンで新たな希望が。
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(喫茶ユキ 藤本由佳さん)「とても良かったと思う。あつたnagAyaができたことによって、(熱田神宮の)近隣にも素敵なお店があるということをみなさんに知っていただく機会ができたのは、とても良いことだと思う」