県議選で“対自民の構図”示せず… 連合新潟 推薦した当選者へ「一つにまとまって」【新潟】

連合新潟は4月13日、県議選で推薦した当選者との懇談会を開きました。無所属の当選者が多い中、牧野会長は今後「推薦者として、一つにまとまってほしい」と呼びかけました。

連合新潟と県議選・当選者の懇談会。4月行われた県議選では、連合新潟が推薦した候補者22人中・18人が当選しました。

【立憲民主党 大渕健 県議】
「働くことを軸とする、安心社会の実現に向けて、皆さんと一緒になって頑張っていきたい」

無所属での当選が多い中、牧野会長は「連合の推薦者として、一つにまとまってほしい」と呼びかけました。

【連合新潟 牧野茂夫 会長】
「一つのかたまりとなって、会派を持っていただければ、副議長、そして各委員会の委員長(の役職)も来るのではないかと思っている。一つにまとまれるように努力をお願いをしたい」

一方、連合新潟が支援する立憲民主党は当初、野党でまとまり、共通の政策を導入しようとしましたが、共産党と距離を置く連合新潟への配慮もあり断念。

対自民の構図を明確に示すことができず、議席を思うように伸ばせませんでした。

【連合新潟 牧野茂夫 会長】
「地方選というのは、地域のことが優先。国政になれば、また“国政として”というような対応になろうかと思う」

連合新潟は今後、国政選挙でも当選者との連携を図る方針です。